── 第一景:炎の峠
翠竹の里を発った晃と雪は、北の炎嶺山脈を越えなければならなかった。鶴仙人の言葉では、そこに第二の神器・「炎の護符」が眠っているという。しかし、その山には伝説の古代竜「焔竜・炎皇」が君臨していた。
山の麓の村人たちは目を丸くして警告した。「あの山に近づいてはなりません。百年前、村の勇者が挑んで炎に焼かれた。竜は神聖なる存在、人が踏み込む場所ではありません。」
英雄と古代の魔獣が激突する壮絶な戦場。炎と剣光が交差する。
3日山越えの日数
1000年竜の樹齢
炎皇竜の名
── 第二景:竜との対峙
三日間の険しい登山の末、晃と雪は頂上の「炎竜の巣」に辿り着いた。そこで彼らを待ち受けていたのは、全長五十メートルを超える焔竜・炎皇だった。鱗は赤金色に輝き、息吹くだけで周囲の岩が溶けた。
「小さき人間よ、汝らは何を求めてここに来た?命を捨てる覚悟があると言うなら、まず試練に答えてみせよ。真の勇気とは、恐れを感じながらも前へ進む心のことだ。」
— 焔竜・炎皇の問い
── 第三景:氷矢の奇跡
試練は戦いではなく、「問答」だった。炎皇は三つの問いを投げかけ、晃は誠実に答えた。しかし三問目、竜は突然炎の嵐を放った。それは本当の試練だった。晃が剣で防ごうとした瞬間、雪が精霊の力を使い、氷の矢を放つ。炎と氷が衝突し、巨大な水蒸気の雲が山頂を包む。
山を降りた英雄たちは、激流の川を越えて次の地へ向かう。
霧が晴れた時、炎皇は静かに頭を垂れ、炎の護符を晃の前に置いた。「汝らは試練に合格した。二つの力が合わさる時、世界は救われる。行け、英雄よ。残りの神器を集めよ。」
「竜の試練を越えた今日、私たちは本当の仲間になった。どんな試練も、共にあれば乗り越えられる。」
— 晃